東日本大震災から8年が過ぎ
時間の経過とともに現実の様々は形を変え続け
その真実のみが日本人の魂に新たな生を与えたのかもしれない
そんなことを思いつつ我が家の愛犬ケイティ
南相馬市で保護された時が3歳くらいとの獣医師の見立てだった
おそらく彼女は今10歳を過ぎたくらいだから人間でいうと50代から60代か
まだ大丈夫と思っていたのだが
よく慣れたペットホテルでもそろそろ体に負担があるようで
皮膚に5つほど大きなしこりが出来てしまった
脇の部分と脇腹に
触るとドキッとするくらいの大きさ
以前にも首の部分に出来て手術したこともあったのだが
あまりにも術後の姿がかわいそうなのと
私の病院嫌いもあり、今回はちょっと考えたのだ
ビワ葉療法
母が使ったものが一式揃っていたので引っ張り出して
早速ケイティに
まずビワの葉温灸を脇のしこりの部分に試してみる
これが一番効果があるはず
しかし、もぐさの煙と匂いが気に入らないのか
三日ほどするとお灸の途中で自分のハウスに帰ってしまい
次の日はお灸の用意を始めるとハウスへ直行
やはり、お灸は熱いから嫌なのか・・・
ここでいじめられていると思われては大変
計画変更
次はビワ葉こんにゃく療法
これはこんにゃくを温めてタオルで三重にまきビワの葉を挟んで患部に当てるもの
こんな具合に

これはとっても気に入ったようで一安心
腎臓と肝臓に当てると良いそうなので
まず背中に当てて腎臓を10分間温め、次にこのように肝臓を温める
背中には私が当ててあげるのだが同時に自分の手も温まり
じんわりお手当ての効果が波及
ケイティの寝息のする静かで穏やかな時間が
8年の歳月、それは私の宝物であったのだと気づかせてくれた